Eclipse 2020-12 が今週の12月16日にリリースされました.
過日アナウンスされた通り Papyrus は 2020-09 をスキップし,メジャーバージョンアップとなる「Papyrus 5.0.0」の開発が2020-12 リリースにフォーカスして進められていました.
その現状を確認してみたいと思います.
Papyrusのwebサイト上では,特に動きはないです.
とはいえ Eclipse 2020-12 がリリースされ,Eclipse Modeling Tools 2020-12 もリリースされています.
少し確認してみるか,ということで,Eclipse Modeling Tools 2020-12 をダウンロードして確認してました.
Eclipse Modeling Tools 2020-12 は普通に起動したので,メニューの Help > About Eclipse IDE を見てみました.
Papyrus Plug-in がプレインストールされている場合は,ここに Papyrus のアイコンが表示されるのですが,ないということはプレインストールはされていないということですね.
次に Help > Install New Software ... で 2020-12 のリポジトリを確認してみました.
お! Papyrus 5.0.0 がありますね.タイムスタンプを見ると 12/09 版,リリースの一週間前の版ですね.
とりあえず,入れてみようと思います.
プラグインの構成はこのようになっていますね.ちなみに 2020-06 の時点での構成は以下です.
とはいえ,無事にインストールは進み,Papyrus 5.0.0 が使用可能となりました.
インストール直後の About Eclipse IDE の画面です.Papyrus のアイコンが表示されています.
少し使ってみました.
見た目や操作系が大きく変わった感じはないですね.普通に使えます.
印象としては,前よりも少し軽くなった感じがします.
最近は少し重たくなってきた印象があったので,ありがたいですね.
関連した Profile 系のモジュールはどうでしょうか.SysML とか MARTE とかです.
Market Place から SysML を入れてみたいと思います.
うーん,エラーとなりました.
別途 MARTE を含む Software Designer も試してみたのですが,こちらでもエラーが表示されました.
主となるプラグインはある程度出来ている模様で,あと少しといった所でしょうか.
もう少しだけ,正式なリリースアナウンスを待った方が良さそうです.