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2018/05/31

書籍「SysML in Action with Papyrus」

Jean-Michel Bruel さんと Sebastien Gerard さんが執筆される
「SysML in Action with Papyrus」
という書籍ががこの12月に出版予定みたいです.


現在予約受付中みたいですが,
SysML in Action with Papyrus uses practical examples and the open source Papyrus modeler to explore requirements, validation and the classical V cycle. The book presents a generic approach that is fully suitable to SysML, applying major system engineering principles and standards. 
とのことで楽しみです.

お値段が少しお高い気もしますが,最終的にはおいくらになるのでしょうね.

ページ数は250ページ程度みたいです.



あと GitHub 上で
Papyrus-SysML In Action
というリポジトリも Jean-Michel Bruel さん により作成されています :-)

SmartHomeUseCase とありますので,本書籍では SmartHome にて例示されているのではと思います(ただ昨年の9月以降の更新はありませんが).

master branch をダウンロードし手元の Papyrus でプロジェクトを Import して見てみましたが,普通にモデルが開きました.

Sebastien Gerard さんは Papyrus の開発元である CEA LIST に所属されている方であり,その方々が作られた Papyrus モデルを読むのは大変参考になります.



書籍「システムズモデリング言語SysML」

Sanford Friedenthalさん他が執筆された
「A Practical Guide to SysML」
を慶應義塾大学 西村秀和先生他が訳された書籍が
「システムズモデリング言語SysML」
です.

原著の方はThird Editionまで進んでいるみたいですね.

投稿内へのAmazonアフェリエイト設定のテストでした :-)

2018/05/30

UML用語の日本語訳語

Papyrusでのモデル記述を行う際,そのツールメニューは英語で表示されています.

「Papyrus の日本語化」で紹介した日本語化を行っても,ベースとなるEclipse側は日本語化されますが,Papyrus plugin で使われている単語は英語のままとなり,UMLのモデル化要素も英語にて表記されます.

UML用語の対応する日本語訳を知りたい場合には,
UMTP/UMLモデリング推進協議会
が編纂された用語集が参考になります.
上記サイトからUML2.0に対応したUML用語編がダウンロード可能です.

優先訳語や使用可能訳語,ガイドライン,JIS X4170・ISO/IEC 19501 との対比もあり,とても参考になります.


2018/05/24

mdt-papyrus.dev RSSフィード

Papyrus 開発者用の Mailing List 「mdt-papyrus.dev」の RSS フィードも本ページ左下から閲覧できるようにしました.

直近の5件が表示されます.

ここ数ヶ月の投稿数を見てみると,ほぼ一日5件以内には収まってそうなので,定点観測していれば,ある程度もれなく状況を把握できそうです.

Photonリリース直前には件数が増えてあふれるかもしれませんが,その頃は細かに内容を追ってもあまり意味はない気もしますので,何かしらのリリースを適宜把握しておきたいという実用には耐えうるのではと思っています.

SysML 1.4向けプラグインの更新 (1.2.0)

Papyrus 3.4.0にあわせ SysML 1.4 プロファイルモジュールも 1.2.0 に更新されました.

SysML 1.4 v1.2.0 with Papyrus 3.4.0

こちらもupdateが必要ですね.


2018/05/23

Papyrus 3.4.0 Oxygen Released

Papyrus 3.4.0 Oxygen Released のアナウンスがありました(Monday, May 21, 2018).

改修内容は,

  • ダイアグラム
    • Nullポインタ例外への対応
    • 要素の移動等に関するシーケンス図への大幅な修正
  • プロパティビュー
    • ディレクトリを選択可能なウィジェットの追加
    • クラッシュ回避のための修正の追加
とのことです.

RCP版3.4.0も同時にリリースされたみたいですね.

よく使う win64 版の RCP3.4.0 のダウンロードファイルサイズ(zip)は589MBでした.

なお新たな RCP 版を展開して使う場合,環境によっては


等の対応が必要になります.

実際,日本語化は基本はせずに使っているのでそちらは良いのですが,iniファイルの修正や追加コンポーネントのインストールはちょっと面倒ですね.

Papyrus RCP 3.3.0 の Check for Updates をかけてみたのですが,3.4.0 のアップデートはかかりませんでした.Available Software Sites には Papyrus も登録されているのですが,RCP版の場合は,そうなのでしょうかね... ?


また時間がとれた時にでも,のんびり 3.4.0 に移行します.

そうこうしているうちに,来月には Eclipse のメジャーバージョンアップ (Photon)と共に,Papyrus もバージョンアップしてしまいますが.

2018/05/15

SYSML V2

THE NEXT-GENERATION SYSTEMS MODELING LANGUAGE を標榜した

SysML 2.0 (SysML V2)

に関する情報がOMG下の下記サイトで公開されています:


その RFP も公開されています.

RFP に関するコンタクト先は和訳本「システムズモデリング言語SysML」の元著者でもある Sanford A. Friedenthal さんです.

その内容の紹介が Webinar として Youtube でも公開されています.プレゼン上に記載されている日付から 2017-11-10 の資料内容みたいです.

上記OMGのサイトからも Webinar にアクセスできますがユーザ登録が必要なため,Youtube の方が気楽に聴講できます.Friendenthal さんが説明されています.

RFPのタイムテーブルは以下との記載がRFP上にありました:

Event or ActivityDate
Letter of Intent (LOI) deadline24 September, 2018
Initial Submission deadline4 November, 2019
Voter registration closes25 November, 2019
Initial Submission presentations2 December, 2019
Revised Submission deadline9 November, 2020
Revised Submission presentations7 December, 2020

LOI等の意味や位置づけについてはAISTの方が作成されている OMG用語集 が参考になります.

2018/05/09

UML-RT/Papyrus-RT

UML-RT/Papyrus-RTに関するEXE2017でのプレゼン資料を見つけたのでメモとして.

Juergen Dingel さんの
Towards an open sourceMDE tool infrastructurefor the Internet of Things
です.

ざっくりと概要を知るのに良い資料かと思います.

UML-RT自体としては Bran Selic さんによる
The Real-Time UML Standard:Theory and Application
があります.

少し古いですが.

なお Papyrus-RT (Papyrus REALTIME) 自体のwebサイトは


です.

このページの Download から RCP 版の取得や Update site を確認できます.

Papyrus-RTのロゴは格好いいですね.



現在 v1.0.0 がリリースされており,それ以降の v1.3 や v2.0 までの計画はありますが,Uncertain と記載されている通りの状況に思えます.




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