Translate

2021/09/24

Papyrus 5.2 (Papyrus 2021-09) のアドオン導入

 先の記事の通り、無事に Papyrus 5.2 (Papyrus 2021-09) がリリースされたこともあり、よく使っているアドオン(プロファイル含む)を導入してみました。

なお、それらアドオンは、

  • SysML 1.6
  • Software Designer

です。

いつも通り Eclipse MarketPlace Client の導入から開始して、Papyrus で検索してみると、以下の通り関連アドオンが表示されています:

Papyrus の Forum を見ている中で、2021-09 に向けて SysML1.6 と Software Designer は順調に準備が進んでそうな状況だったので大丈夫かなと思いますが、アドオン追加を進めてみます。

SysML1.6

SysML のアドオンには SysML1.4 と SysML1.6 があるのですが、最近、SysML1.4 のアドオンは最新バージョンへの移植や動作確認がなされていない様なので、SysML 1.6 を導入してみたく思います。よほどの強い理由がなければ SysML1.6 で問題ないと思います。

Marketplace での Install を進めてみると、以下の表示がされました。


この Papyrus SysML 1.6 Requirements Extension Feature は仕様書の Appendix に記載されている Performance Requirement や Design Constraint などの子要求を使用可能とする Feature だったと記憶しています。予め使えると便利なのでチェックをつけて導入します。

無事にインストールが完了すると以下の様に SysML のモデルやダイアグラムが作成可能となります。Papyrus 2021-09 以前の一時はダイアグラムメニューが出ない等の問題がありましたが、無事に表示されています。



なおプロファイルとしての見え方はこんな感じです。


Import Registered Package で見てみると、このようなパッケージが使用可能な様ですね。また確認してみようかと思います。



Software Designer

Software Designer は Papyrus の UMLモデルから C++ および Java のコード生成を行うためのアドオンであり、必要な実装言語のプロファイルも含んだものとなります。

Papyrus 2021-09 に向けた Forum を見ている中では、最も最初に対応が済んだアドオンとの印象があり、一番、安定しているかもと期待しています。

こちらも Marketplace Client から導入します。


特に違和感と問題なくインストールが完了しました。

インストール後に適用可能なプロファイルを見てみると、このような感じで追加されていました。


各々の詳細については Software Designer の最新リリース内容と共に、また確認してみようかと思います。

とりあえず、必要そうなアドオンが無事に導入出来てよかったです。