Translate

2019/07/08

SysML 1.6 プロファイルのリリース

少しタイムラグがありましたが、SysML 1.6 プロファイルがリリースされた模様です。

これまでと同じく Marketplace から入手可能です。 検索キーワードとして papyrus を入力して検索(Go)すれば見つかると思います。

SysML1.6 プロファイルをインストール後、Papyrus プロジェクトの作成時に SysML 1.6 が選択可能となります。

前の SysML1.4 プロファイルの時と同じように、SysML特化のダイアグラムが選択・作成可能です。

また SysML1.6 プロファイルを適用したモデルでは、SysML1.6 で事前定義された複数のモデル:

  • ControlValues
  • PrimitiveBlocks:ValueTypes
  • UnitAndQuantityKind
  • Requrements
が利用可能です。各々ダイアグラムと共にモデル定義がなされています:

ControlValues では ControlValueKind が利用可能です。

ValueTypes では BooleanComplexIntegerRealおよびString のValueTypeが利用可能です。ブロック定義図の表記は少し見にくくなっていますが。

UnitAndQuantityKindでは QuantityKindUnitが利用可能です。

RequirementsではVerdictKindが利用可能です。

個人的には Annex E.3 Requirements Diagram Extensions に含まれる拡張要求のステレオタイプ

  • «functionalRequirement»
  • «interfaceRequirement»
  • «performanceRequirement»
  • «physicalRequirement»
  • «designConstraint»
の事前定義が欲しかったので、含まれていないのは少し残念です。

また幾つか表形式(Table)も利用可能です。 Allocation MatrixRequirement Tree Table などは役立ちそうです。