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2019/06/22

Papyrus 2019-06 release (4.4.0)

リリース概要

Eclipse 2019-06 の 6/19 のリリースに合わせて、 Papyrus 2019-06 (4.4.0) もリリースされました。 本リリースの詳細は ここに、 ダウンロードは ここから可能です。

Eclipse 2019-06 のリリース直後に Papyrus の Jenkins を覗いてみたら、まだビルド失敗を受けた再テストの真っ最中だったのですが、 その後、テストを通った所まで確認できたので、そろそろリリースかなと思ってたら、 早々にリリースされました。

Papyrus 2019-06 の特徴

最大は SysML 1.6 への対応でしょうか。 メーリングリスト等で Papyrus / SysML Profile の問題点等も指摘されていたので、 その対応を含むのかなと思います。とはいえ、 OMGのサイト情報 によると SysML 1.6 はまだ beta ステータスなので、少し踏むこんだ対応に思えます。 具体的な対応内容については上記のリリース詳細がかかれたサイトで確認できます。 個人的には、 SysML は Papyrus のプラグイン(Profile)の1つなので、 それが Papyrus のリリースの最大の目玉になっている理由が気になる所です。 また動かして試してみようと思います。

その他には LibreOffice の Writer(odt) に向けた Model2Doc もあるみたいです。 LibreOffice Writer に落ちれば、そこから Microsoft Word の docx や、 pdf直接の出力なので、どのような感じかまた試してみたく思います。

後はやはり Papyrus プラグイン向けの対応が多い印象です。

どちらにしても最近のリリースは少し難産だった印象があるので、 Eclipse のリリースと共に、ほぼオンスケで Papyrus もリリースされるようになり、 色々と安定してきたのかなとの印象もあります。開発者の皆様に感謝です。