動作確認
リリースされた Papyrus 4.4.0 RCP / Linux 版の入手を入手し、さっそく動作させてみました。 なお最近、メインPCを Linux (Ubuntu 18.04 x86_64) にしているので、Linux版RCPでの動作確認です。
いつも通りに Papyrus のサイトから RCP版をダウンロード・展開し、普通に起動してみました。
特に問題なく起動しました。確かに 2019-06 (4.4.0) となっています。
SysML 1.6 Profile
今回のリリースの特徴は SysML 1.6 対応 とのことで通常のRCP版でも SysML1.6プロファイルがついてくるのかなと思い、普通に Papyrus プロジェクトを作成しようとしてみましたが、残念ながら選択肢に SysML 1.6 は現れませんでした。前の版までは SysML 1.4 プロファイルを適用後には、このプロジェクト作成段階で選択肢として出てくるので、どうもRCPのリリース版に直接含まれているわけではないみたいですね。
はてと思い、もしかしたら今回の Papyrus から新規プロジェクトの作成では出てこなくなったのかなと思い、通常のUMLプロジェクトを作った後で、プラグイン適用をしてみることにしました。UMLプロジェクト作成後、トップモデルを選択し、Profile 適用をしようとした画面が以下となります。
うーん、やっぱり入ってなさそうですね。。。
なので、これまでと同じく Market Place をインストールし、Papyrus向けのプロファイルプラグインを別途導入する形で進めようと思います。
Market Place のインストール
これもこれまでと同じく Papyrus RCP版では Market Place の選択メニュー(これもプラグイン)が導入されていないので、追加インストールで導入していこうと思います。これまでの記事と同じく Install New Software で Marketplace Plugin を導入していきました。
Market Place インストール後、プラグイン検索画面で sysml で検索した結果が以下となります。
うーん。。。既存の SysML1.4 しか見当たりません。他にも Papyrus 等のキーワードで試してみましたが、やはり見つかりませんでした。
SysML1.6 プラグインへの結論
最終確認というわけではありませんが、今回の Papyrus 4.4.0 の最大の特徴は SysML 1.6 対応 みたいですが、まだ同プラグインは準備できていないのではと思います。またプラグインの存在(リリース?)が確認できたら報告させていただこうかと思います。なお Model2Doc も明確には見当たりませんでした。全てについて、もう少し待ってみて、情報が確認できてから 4.4.0 に移行した方が良さそうです。