そいえば記事書くのを忘れていましたが、Papyrus 6.4.0 2023-3 がリリースされています。
今回は RCP も同時にリリースされています。
さっと使いましたが、大きく変わった所はなさそうです。
またちゃんと使ってみた結果をリポートしてみようかと思います。
Eclipse をベースとしたオープンソースのモデリングツールである Papyrus に関する blog です。 使い方や Eclipse の他プラグイン連携などの話題を徒然にアップしています。またMARTEやSysMLなどの UML Profileの扱い方や定義方法などにもふれています。
そいえば記事書くのを忘れていましたが、Papyrus 6.4.0 2023-3 がリリースされています。
今回は RCP も同時にリリースされています。
さっと使いましたが、大きく変わった所はなさそうです。
またちゃんと使ってみた結果をリポートしてみようかと思います。
ネットの投稿によると、今週、無事に SysML v2 のβ版が採択されたみたいですね。
それに関係して、この4月4日(火)2:00 am から、以下の YouTube LiveStreaming が開催されるみたいです:
[Episode 33] Application of SysML v2 with Sandy Friedenthal
紹介文は以下の通りです。
After over 5 years of work with over 200 people from over 80 organizations, the OMG votes on the final submission of SysML v2 at the end of March. Truly a historic milestone for MBSE. We’ve talked about SysML v2 more often in our podcast, for example with one of the masterminds of SysML v2, Ed Seidewitz: SysML v2 – A look behind the scenes. This time we talk about SysML v2 with another mastermind: Sandy Friedenthal.
Instead of looking behind the scenes, we will primarily focus on the application of SysML v2. What does the new version mean for users? What new possibilities does it offer? Which hurdles of SysML v1 are cleared out of the way? How can the transition from SysML v1 to SysML v2 look like?
Sandy is the world’s Mr. SysML. He has been one of the leaders and driving forces behind the language since the early days of SysML v1. We are very happy that he takes the time for us for an exchange.
楽しみですね。
四半期ごとにリリースされる Papyrus ですが、
次期となるバージョン 6.3 は、2022-12 にスキップされた様に思えます。
Gerrit や Bugzilla に以下の情報が上がっていました:
Papyrus 2022-06 (6.2) がリリースされています。
最近、バタバタとしていますが、Papyrus 2022-03 (Papyrus 6.1.0)がリリースされていますね。
細かな部分はまだ確認できていませんが「SysML」「SWDesigner」等は無事にインストール出来ました。少し前に最新版がリリースされた「Model2Doc」もありますし、また少し試してみたいと思います。
Papyrus 6.0.0 の RCP がリリースされています。
トップページのリリース情報には記載されていないのですが、ダウンロードページ上では提供されています。またそこには
Includes Java 11 JustJ JRE
と記載されています。
この JustJ というのは不勉強で知らないのですが、少なくとも JRE が添付されているみたいですね。
これまで自身で OpenJDK をダウンロードして、papyrus.ini に起動する Java VM の設定をしていたのですが、その手間が不要になるというのはいいですね。
確かにこれまでリリース毎に ZIP ファイルが 10MB から 20MB 程の増分だったのですが、今回は 100MB 程、増えていますね。
ダウンロードした ZIP ファイルを展開後に出来る papyrus.exe をダブルクリックすると、普通に Papyrus が起動してきました。
そして見慣れた画面表示がされました。
Forum の方に RCP リリースの情報があるかな、と見てみましたが、特には気づきませんでした。ただ現在の Papyrus 6.0 で使用する Software Designer については注意点がありましたので、関連するアドオンについては別の記事で一旦まとめておこうかな、と思っています。また JustJ についても分かる範囲で調べてみようかな、と思っています。
にしても、やっぱり Papyrus RCP はいいですね :-)
2021-12 リリースとなる Papyrus 6.0.0 がリリースされたみたいです。
あわせて対応する SysML1.6 もアップデートされています。
なお RCP 版はまだリリースされていないので、Eclipse 2021-12 を導入後、Downloads に記載されている URL からプラグインをインストールする形になります。
少し試しましたが、幾つか機能(メニュー)が追加されている部分もありますが、Bug Fix が多いのかな、との印象です。
前の版等でダイアグラム表示でおかしく見えていたものとか修正されているように見えます。ただ、前に作成したダイアグラムではおかしくて、新規に作成したダイアグラム上にドロップしたモデルでは正しく表示されていたりするので、気になる場合にはダイアグラムの再作成をされると良さそうですね。手間ではありますが。
また新しい機能等は RCP版が出てから試してみたいと思います。
最近のリリースは順調そうで良かったです。
Papyrus の Forum 上で SysML 1.6 for eclipse 2021-09 のリリースがアナウンスされました。
当初は、
Papyrus 2021-09 のアナウンス後、Marketplace から既に入れているけど...
と思っていたのですが、見てみると update site が古く、2021-03 のリポジトリを参照する様になっていました。
https://download.eclipse.org/modeling/mdt/papyrus/components/sysml16/2021-03/
そのため、何度 Check for Updates をかけても、新しいアドオンに更新されないままの状態でした。
正式なアナウンスがあったことや、そこで指定されている Update Site が異なっているので、新たに SysML1.6 をインストールした方が良さそうです。
そのまま上書きインストールしても良いかもしれませんが、何かしらの不整合が発生しても嫌なので、まずは古いアドオンを削除した後、新しくインストールしようかと思います。 なお Platform は Papyrus RCP を想定しています。
Help > About Papyrus を選択し、ダイアログを表示させます。
次は新しいアドオンのインストールです。色々なやり方はあるかと思いますが、今後の Update のことも考えて、アナウンスページに表示された Update Site:
https://download.eclipse.org/modeling/mdt/papyrus/components/sysml16/releases/2.1.0_a/p2/
を Install New Software の所から Add することで行いました。
同サイトを登録し、Install New Software で選択すると、以下の通りに表示されます。
SysML 1.6 for eclipse 2021-09
SysML 1.6 for Papyrus 2021-09
Forum の記事
「UML model to SysML model(Change/migrate model with state machines from UML to SysML model)」
にあった話題ですが、Papyrus の UML として作成したステートマシンモデルを SysML のステートマシンモデルに変換するにはどうしたらよいのか、という話です。
Switch Architecture Context で出来るとのことです。
知らなかったので少し試してみました。
まずはUMLモデルとしてステートマシンを作成してみました。
先の記事の通り、無事に Papyrus 5.2 (Papyrus 2021-09) がリリースされたこともあり、よく使っているアドオン(プロファイル含む)を導入してみました。
なお、それらアドオンは、
です。
いつも通り Eclipse MarketPlace Client の導入から開始して、Papyrus で検索してみると、以下の通り関連アドオンが表示されています:
Papyrus の Forum を見ている中で、2021-09 に向けて SysML1.6 と Software Designer は順調に準備が進んでそうな状況だったので大丈夫かなと思いますが、アドオン追加を進めてみます。
SysML のアドオンには SysML1.4 と SysML1.6 があるのですが、最近、SysML1.4 のアドオンは最新バージョンへの移植や動作確認がなされていない様なので、SysML 1.6 を導入してみたく思います。よほどの強い理由がなければ SysML1.6 で問題ないと思います。
Marketplace での Install を進めてみると、以下の表示がされました。
この Papyrus SysML 1.6 Requirements Extension Feature は仕様書の Appendix に記載されている Performance Requirement や Design Constraint などの子要求を使用可能とする Feature だったと記憶しています。予め使えると便利なのでチェックをつけて導入します。
無事にインストールが完了すると以下の様に SysML のモデルやダイアグラムが作成可能となります。Papyrus 2021-09 以前の一時はダイアグラムメニューが出ない等の問題がありましたが、無事に表示されています。
先日の記事時点では、まだダウンロードサイトの準備が整っていないみたいでしたが、無事に Papyrus 5.2 (Papyrus 2021-09) がダウンロード出来るようになりました(正確にはRCPが)。
トップページにもリリース情報が掲示されています。
ダウンロードページもこのようになっています。
とりいそぎダウンロードして見てみましたが、まずは普通に起動出来ました。
年月の表示フォントが前と少し変わっている気がしますが、気のせいでしょうか。
概要確認のダイアログも以下の様に表示されました。
Hi ,Papyrus 5.2 is available:- This version is not in the release train of eclipse, but we work to be back for version 2021.12 . You can download the version 5.2 on the following page: https://www.eclipse.org/papyrus/download.html- This version contains improvements to customize Papyrus:A dedicated compiler and a papyrus project nature allows:- Validate plugins containing profiles- Validate plugins containing architecture framework- Validate plugins containing element Type files- Validate plugins containing newchild model (newchild menu of the model explorer).- This tool allows you to modify all these artifacts incrementally• The use of the compiler is documented.• Papyrus also contains documentation on use cases to implement Type elements.• Memory leaks have also been corrected.• We will also be posting in the coming days on our YouTube page our live (https://www.eclipse.org/forums/index.php/t/1108330/) presenting the improvements mentioned.Best regardsPapyrus team
![]() |
Simultaneous Release |
Last news
- Integration problem
Due to XWT integration issues, we were unable to post on time on the 2021-06 eclipse stream. However, we are going to carry out the RCP and update site in the coming weeks.We will be back on the train for 2021-09.
- News about relatives
- Designer is now compatible with Papyrus 5.X
- Sysml 1.6 will be soon compatible
- Moka have also been reworked to be compatible with work on re-exports and on Java11.
Current tasks
- We improve customization tools to be able validate customization models and to faster your customization work
- We rework diagram code to reduce dead code
- We add new 3 diagrams implantation (class, state machine, sequence) based on sirius technologies. To benefit of theses diagram, a module like relatives should be chosen.
Sirius is an Eclipse project which allows you to easily create your own graphical modeling workbench by leveraging the Eclipse Modeling technologies, including EMF and GMF.(Sirius ウェブページから)
[Sirius][Diagram] Provide the code allowing to open a Sirius Diagram into Papyrus
先の記事の通り、無事に SysML1.6 ダイアグラム作成メニューが表示されるようになったので、日本語化を少しだけ進めてみました。
いい感じにダイアグラム作成メニューが日本語化されていますね。
現状としては、モデル化要素についてはほぼ日本語化され、また各要素の説明文の50%ぐらいは終わったかなという感じです。
ただ、Papyrus 全体の Preference やフロート表示される内容等を含め、全体としては、まだ半分くらいでしょうか。
とはいえ、この先、Papyrus 2021-06 アップデートの正式なアナウンスが出る頃には、使えるようになるといいなと思いますので(少なくとも次のオフィシャルの 2021-09 には)、先の記事の通り、次のステップに進もうと思います。
楽しみです。
SysML プラグインにおける最近の問題であった
Bug 573577 - [SysML] Cannot create diagrams
が解消され、無事に更新プラグインにマージされたみたいです。
更新をかけてみると無事に SysML ダイアグラム作成メニューが表示されました。
いい感じですね。
モデル・エクスプローラー側からも表示可能です。
いい感じですね。
Forum 上の話しとしては、オフィシャルには 2021-06 はスキップしたけど、2021-06 相当にアップデート可能な URL 情報を、Papyrus Web サイト上で紹介してくれる予定みたいです。
もう少しすればアナウンスがありそうですね。
こちらも前の記事の通り Papyrus の日本語化対応を進めておりまして、上記表示の通り、SysML プラグイン向け対応も粛々と進めています。
ダイアグラム作成が正規の手順で出来ないという問題がクリアされたので、こちらも次のアクションに移ろうかなと思っています。
色々と待ち遠しいですね。